シールの性能の分析と、革新的なシーリングソリューションを開発することは、何十年にもわたってティムケンの中核的な能力となってきました。AP-2™のような多くの統合ベアリングアッセンブリの場合のように、シールは、ベアリングとシステム全体の性能に影響を及ぼす、最も重要で差別化可能なコンポーネントです。
従来型のリップスタイルのシールと、当社のHDL™ハイブリッドデザインに加えて、ティムケンではEcoTurn™ラビリンスシールを提供しています。これは、実質的にシールのトルクをすべて除去する、革命的なデザインです。これにより、ベアリングの摩擦力も小さくなります。
デザインの特性
- トルクをほぼ0にしたデザインは、毎年何千ガロンもの燃料を節約することができます。
- また、温室効果ガスの排出も、毎年数千トン削減されます。
- ベアリングの動作温度は低くなり、一定するようになります。
利用例
- 貨車用のAP-2™ベアリング
詳細
- 特許出願中の非接触型シールデザインは、幅広い調査とテストに基づいていて、業界でも比類のないパフォーマンスを発揮します。
- 汚染が直接進入できる経路がないので、異物がベアリングアッセンブリに入り込む可能性が小さくなり、信頼性が向上しています。
- グリースの保持能力が改善されているので、グリースの漏れ出しがごく少なくなっています。
- 自動車の所有者にとっては、EcoTurnの採用により、ベアリングの動作温度が低く、一定したものになるという利点があります。